日本腎臓病協会と腎臓病克服に向けて包括連携協定締結 レナリスファーマ

調印式の様子

 レナリスファーマは7日、日本腎臓病協会と1 日に「腎臓病克服のための革新的治療法の開発および腎臓病啓発活動に関する包括連携協定」を締結したことを明らかにした。
 日本腎臓病協会は、腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養指導士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業・行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の運営などの事業を積極的に展開。腎臓分野において、日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力している。
 一方、レナリスファーマは、「ドラッグ・ロス」の課題に対し、日本およびアジア諸国の腎臓病患者に対して新規治療へのアクセスの橋渡し役を担っている。
 今回の包括連携協定締結により、両者は腎臓病克服のための革新的治療法の開発と腎臓病啓発活動を通じて腎臓病の克服を目指していく。

◆柏原直樹日本腎臓病協会理事長のコメント
 生活習慣の変化、高齢化を背景に腎臓病が増加しています。腎臓病は脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因にもなっていることから、腎臓病の克服は日本における重点課題として挙げられる。
 一方、近年は、欧米で承認された薬剤に対する国内未承認薬数は増加傾向にあり、日本での治療選択肢が限られてしまう「ドラッグ・ロス」が大きな社会課題となっている。これらは、患者さんがかけがえのない日々を大切に生きるために、共に克服すべき課題であり、関連するステークホルダーで連携して取り組む必要がある。
 本協定を契機として両者が連携して、共通の目標である腎臓病の克服を目指したい。

◆BT スリングスビーレナリスファーマ代表取締役社長のコメント
 日本腎臓病協会様と本協定を締結できましたことを大変うれしく思う。レナリスファーマは、昨今増加の一途を辿っている『ドラッグ・ロス』の課題に対し、日本およびアジア諸国の腎臓病患者さんに対して新規治療へのアクセスの橋渡し役を担うことで、より良い医療を届けることをミッションとしている。
 腎臓病克服のための革新的治療法の開発と腎臓病啓発活動を通じて、日本腎臓病協会様と共に、かけがえのない切実な日々を生きる方々を支え、腎臓病の克服を目指したい。

左:調印式の様子(右側:日本腎臓病協会理事長 柏原直樹氏、左側:レナリスファーマ代表取締役社長 BTスリングスビー氏)
右:会議の様子
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