デジタルバイオマーカー開発プラットフォームを活用した臨床研究ソリューションの提供開始 IQVIA

 IQVIAは15日、テックドクターと、テックドクターが開発・提供するデジタルバイオマーカー開発プラットフォームSelfBase(セルフベース)を用いた臨床研究実施に関する協業体制を構築し、サービスの提供を開始したと発表した。
 IQVIAは、テクノロジーを活用した臨床研究の高度化と効率化を推進しており、「医療機関の負担軽減」「被験者の負担軽減」「より深い情報の取得」を目的としている。
 今回、テックドクターとのIQVIAの協業体制に特化したソリューションの提供により、被験者に装着されたウェアラブルデバイス等から収集されるバイタルデータの分析・解析が簡便となり、より深い被験者情報の取得が期待できます。
 テックドクターのSelfBaseは、複数のウェアラブルデバイスや医療機器などと連携し、医学的知見を以てデータ解析を行うことに特化した、デジタルバイオマーカー(dBM)開発プラットフォームである。連続的かつ長期的に取得した大量のデータを手間なく管理・解析することができ、質問紙や健診データなどと併せた解析も可能なため、より深い被験者情報の取得と可視化が可能だ。
 さらに、IQVIAが長年培ってきた研究実施医療機関及び医療用医薬品等の使用実態に関するデータや、豊富な臨床研究の経験とノウハウを組み合わせることで、研究実施医療機関の選定から研究報告書作成までのDX化をサポートする。
 IQVIAとテックドクターは、臨床研究に留まらずその他の研究・調査においても、今後もSelfBaseを活用したサービスを強化しいく。

◆松井信智IQVIAリアルワールドエビデンス バイスプレジデントのコメント
 本協業によって、臨床研究におけるより深い情報の取得を実現し、より多くの高品質なエビデンスが日本から発信できるようご支援させていただきたい。

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