麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合乾燥弱毒生ワクチン 日本で製造販売承認申請 第一三共

 第一三共は25日、麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合乾燥弱毒生ワクチン(VN-0102/JVC-001)について、同日、日本で製造販売承認申請を行ったと発表した。
 2013年10月に開催された第5回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会において、「麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを含む混合ワクチン」が開発優先度の高いワクチンに選定された。
 同年12月に厚労省から開発要請が発出されたことを受け、第一三共は同剤の開発を推進してきた。
麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合乾燥弱毒生ワクチンは、日本で定期接種の対象となっている同社の2種混合ワクチン(乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン)に、世界で汎用されているおたふくかぜワクチン株を混合したもの。
 3種混合により接種回数が減少することで被接種者の負担軽減が期待される。

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