「アート&サイエンスフェスティバル」 大阪/万博記念公園で3月17日まで開催 

1970年大阪万博の“レガシー”と最新テクノロジーによる2025年大阪・関西万博に繋がる“未来”を体感

 大阪府の「2025年大阪・関西万博と連携した万博記念公園魅力発信事業」企画運営業務を委託するTSP太陽は、1970年大阪万博の“レガシー”と最新テクノロジーによる2025年大阪・関西万博に繋がる“未来”を体感できる「アート&サイエンスフェスティバル」を大阪/万博記念公園で3月17日まで開催する。同イベントでは、70年万博の膨大な映像や音声を生成AIで再構築したテクノロジーアートで現代に蘇らせる
 巡回展「1970大阪万博展覧会」は、東京/寺田倉庫G3-6Fで3月16日・17日に開催。70年万博の膨大なポスターやチラシ、パンフレットの中から厳選したビジュアル資料を中心に展示する。
 1970年の大阪万博のレガシーを守りながら、緑に包まれた文化公園として多くの人たちに親しまれてきた万博記念公園。同記念公園では、70年万博当時のアーカイブと2025年大阪・関西万博に繋がる最新テクノロジーを活用した“現在進行形の大阪万博”を表現する。
 「EXPO’70 パビリオン 1Fホワイエ」では、70年万博の約1000カットにも及ぶ記録映像と会場で収録された約1000の音源が同時に再生され、ホワイエに設置されたフラードーム(円形のシースルー空間)では観客の全身を70年万博の会場で鳴っていた電子音楽でマッサージする空間が出現する。
 「パビリオン別館 1F展示室」では、ロボットアームカメラによって、空間自体を70年万博のパビリオンとしてリアルタイムに描き直す生成AIによる無人空間絵画スタジオが現れ、岡本太郎の「黄金の顔」が浮かび上がる空間でレガシーとフューチャーが時空を超えて接続する。
 70年万博のシンボルである「太陽の塔」では、70年万博当時の情景や新作によるプロジェクションマッピングの上映など、この他にも誰もが楽しめる様々なエンターテインメントコンテンツによって半世紀を経た万博記念公園の新たな魅力が体感できる。

★展示&イベントの詳細・更新情報はHP(https://artsscience-expo70.com/)より閲覧できる。

「NO BREATH/EXPO’70s EDITION 2.0」&「Re:EDIT 702024 -THE 1000 EXPO’70s MOVIES」
アイアンアート:70年万博のレガシーである太陽の塔の北側で近代工業の象徴である鉄など様々な金属を用いたインスタレーションを展開。無機物で有機物の「いのち」を表現。
盆栽:70年万博の日本庭園で開催されていた盆栽展がきっかけとなり、世界に広がったと言われている盆栽。 70 年万博のレガシーである日本庭園を舞台に伝統のボタニカルアートの魅力を拡散。

【アート&サイエンスフェスティバル】
 3月16日(土)・17日(日)は、10:00~21:00(最終入園20:30)まで時間延長。
夜間コンテンツ【太陽の広場:プロジェクションマッピング/夢の池:ウォーターアートプロジェクションなど】は時間延長日のみ実施。

・会場:万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園)

◆メイン会場/EXPO’70 パビリオン 1Fホワイエ、別館 1F展示室

◆サブ会場/太陽の広場、夢の池、日本庭園

・主催:大阪府

・料金:無料【EXPO’70 パビリオン内展示はホワイエを除き要入館料(高校生以上500円)】

※別途、万博記念公園への入園料(大人260円、小中学生80円)が必要。

・参加アーティスト:宇川直宏、川崎弘二、和泉希洋志、galcid x 齋藤久師、渡辺亮・岡田加津子、

 duenn+Koji Nakamura、BRDG、REAL ROCK DESIGN、HYPERGEEK|TSUMIKI ROOM、SWAG、

 三木 祐子+金崎studio ART MANAGEMENT、ATWAS、TRADMAN’S BONSAI、sakishiraz 、他

・コンセプト:レガシーと呼応する森へ、そして…

1970年に約6421万人が一つの渦のなかに高揚し、集い顔を見合わせた万博会場は、54年を経て大きな森になった。森に息づくレガシーをいま、未来につなぐ体験をここに。
 時代を超えて様々な空間を有する万博記念公園の多様性を体現する展開として、かつての大阪万博で「生まれたもの」「拡まったもの」など、70年万博のレガシーにフォーカスしながら最新テクノロジーによって新たな万博の魅力を創出。

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