塩野義製薬は7日、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDP1より、気候変動分野で「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」の最高評価である『サプライヤー・エンゲージメント・リーダー』に4年連続で選出されたと発表した。
本年2月に公表された気候変動および水セキュリティにおける最高評価「Aリスト企業」への選定2に続き、高評価を得た。
SERでは、CDP気候変動質問書における①ガバナンス、②目標、③スコープ3排出量、④ サプライヤー・エンゲージメントの4分野への回答に基づいて評価が行われる。
その評価に基づき、サプライヤーと積極的に連携して、気候変動対策がサプライチェーン全体に波及するように取り組んでいる企業が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選出される。2023年は世界で450社を超える企業(うち、日本企業約110社)が選出された。
SHIONOGIグループEHS3ポリシーならびにSHIONOGIグループEHS行動規範に基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を設定し、その実現に向けた取り組みを推進している。加えて、SHIONOGIグループビジネスパートナーに求める行動規範を定め、協働するサプライチェーン上のビジネスパートナーに対してもその遵守に向けた活動を展開している。
今回の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」への選定は、これらの継続的な取り組みが高く評価されたものと考えられる。
SHIONOGIグループは、引き続きSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の達成に向けて、サステイナビリティに関する諸課題への責任ある対応を強化することで、事業を通じた「企業としての成長」と「持続可能な社会への貢献」を両立し、将来にわたって必要とされる企業であり続けるよう努力していく。