中外製薬は15日、同社が創製し、ガルデルマ社(本社:スイス)が海外で開発中のヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体「ネモリズマブ」について、結節性痒疹とアトピー性皮膚炎を対症とした生物学的製剤承認申請(BLA)が14日に米国FDAに受理され、結節性痒疹に対して優先審査指定されたと発表した。
適応症は、結節性痒疹と、中等症から重症のアトピー性皮膚炎の青年および成人。
また、欧州医薬品庁(EMA)にも、結節性痒疹、およびアトピー性皮膚炎を対象とした同剤の製造販売承認申請が受理されたことも併せて発表した。