トイント(本社:京都府)は、運営するWebメディア「トインク(TOINK)」(https://media.toint.co.jp/)で、がん保険加入経験のある人を対象に、がん保険加入のきっかけ、がん保険に入ってよかったことなどの性別・年代・年収別アンケート調査を行った結果を公表した。
同調査は、がん保険加入経験のある男性189人(36.63%)、女性324人(62.79%)に実施したもので、回答者の年代は、30代が209人(40.50%)と最も多く、続いて40代が151人(29.26%)であった。20歳未満のデータはない。
がん保険に加入している年代の第1位は30代、がん保険加入理由で1番多かった答えは、「身近な人の病気やケガ、事故・亡くなった」というタイミング。2番目は「将来、老後のことを考えて」「結婚した」タイミングでのがん保険検討となった。
がん保険加入メリットは、精神的、金銭的の安心感が多くを占めていた。「お守りである」と言う表現をしている人も多く、具体的な保障内容はその次の話である傾向が示唆された。アンケート調査の質問内容、調査結果のサマリー、詳細、考察は、次の通り。
【アンケート調査の質問内容】
・性別は?(男性・女性)
・年代は?(18歳19歳・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上)
・年収は?(0円(無収入)、1万円~299万円、300万円~499万円、500万円~699万円、700万円~999万円、1000万円~1999万円、2000万円~)
・がん保険に加入したきっかけは?
・「その他」と回答した人の具体的なきっかけ
・がん保険に加入した具体的なきっかけ。
【アンケート調査結果のサマリー】
・がん保険に加入している年代の第1位は、30代(40.50%)
・がん保険に加入している年収の第1位は、1万円~299万円(41.28%)
・がん保険加入のきっかけの第1位は、身近な人の病気(25.39%)
・がん保険に加入してよかった理由の第1位は、精神的な安心感が得られる(54.84%)
・がん保険に加入して良かった理由は保障内容より精神面重視
・がん保険に加入して良かった意外な理由は「がんにならない」⁈
【調査結果詳細】
◆回答者の性別・年代
男性189人(36.63%)、女性324人(62.79%)と女性が多かった。
年代は、30代が209人(40.50%)と多く、続いて40代151人(29.26%)で、20歳未満のデータはなかった。
◆年収
年収は、7種類に区切って回答を得た。
1番多いのが、1万円~299万円の213人(41.28%)、2番目が300万円~499万円の174人(33.72%)であった。
問:がん保険に加入したきっかけは何ですか?
がん保険に加入したきっかけについて、予想できるきっかけを15個用意して選択して貰った。
きっかけとして1番多かった答えは、「身近な人の病気やケガ、事故・亡くなった」というタイミングであった。
2番目は「将来、老後のことを考えて」「結婚した」タイミングでがん保険の検討をしたという答えとなった。
問:「その他」と回答した人の具体的なきっかけを教えてください。
がん保険に加入に至った具体的なきっかけも答えて貰った。人数が多かった順番に、具体的な内容をまとめた。
■身近な人の病気やケガ・事故・亡くなった
・母が乳がんになったから
・実の父親が珍しいタイプの癌に罹患したから
・去年、祖母ががんで亡くなったから
■将来、老後のことを考えて
・貯蓄がなくもしもの時に備えて 万が一の家族のことを考えて
・将来、老後のことを考えた時に、金銭的な不安を一番に感じたのでがん保険に入ろうと思った
・自分自身としては将来的にさまざまな病気に対応をしなければいけないから
■結婚した
・結婚して夫が入ったので私も入った方がいいかなと思って
・結婚したので、責任感から「がん保険」に加入した
・結婚を機にいざという時の備え
他にも
■保険会社に勧められた
■妊娠出産、子どもができた
■親や親戚、兄弟に勧められた
■就職・進学した
■がん保険の内容が魅力的・必要だと感じたから
■自身の病気やケガや事故
■加入済みの保険内容・保険料を見直した結果
■有名人・著名人のがんに関する情報を見た
■ 会社の同僚、上司、部下に勧められた
■家や車など大きな買い物をした
■転職・離職・起業した
■子どもが独立した
問:がん保険に加入していて一番良かった点はなんですか?具体的に書いてください。
がん保険に加入していてよかったと思う具体的な内容を記述式で自由に書いてい貰った。
書いて貰うことで、がん保険に入ろうと思う理由には、複合的な要素が多く、選択では答えにくかったということが判ったが、ここではざっくりカテゴリ分けをして集計した。
がん保険に加入するメリットは、精神的、金銭的の安心感が多くを占めている。「お守りである」と言う表現をしている人も多く、具体的な保障内容はその次の話であるのではないかと感じられた。
■精神的な安心感
・「もしものことがあっても大丈夫」と、漠然とした不安から解放された
・いつ、がんになっても保険があるから安心感がある
・お守りとして機能している点で安心があり、万が一癌になったと仮定した場合、定期健診から治療費までを面倒を見てくれるという安心がある
■金銭、費用面での安心感
・いざというときにお金がもらえることが、多少精神安定剤になっている
・がんを申告されても経済面で安心できる
・とりあえず治療にお金のこと心配なく専念できる
■今のところは無い
・まだ実感がない
・まだ分からない
・今の所、特に恩恵はない、がんになったら分かると思う
・特に無く、未だに無駄だと思っている
他にも
■保険金・一時金
■治療費を賄える
■入院保障が手厚い
■保障内容全般
■保険料が安い、費用の負担が低い
■就業不能時の保障がある
■高度先進医療が受けられる
■貯蓄になっている、掛け捨てでない
■保険料控除が受けられる
■お祝い金などがある
■がん保険に入るとがんにならない気がする
■意識が変わった
■住宅ローンがちゃらになる所
【考察】
がん保険に加入するきっかけも、がん保険に入ってよかった点も様々なものがあり、意外なものも含まれていて、とても参考になるのではないだろうか。
がん保険を代表とする保険は、普段はあまり気にしていませんが、困った時、ピンチの時にはとても役立ってくれる。
今回のがんの場合、自分がまさかがんになるとは誰しも思っていない。だが、もしかしたら、がんになる可能性がある、そうなる前にできることとは!と少し立ち止まって考える時間が必要かもしれない。