九州ブロック血液センターは20日、今、九州でのO型の赤血球供給量が急増していることを発表し、「O型の献血者の協力」を呼びかけている。
通常A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%となっているが、九州では、現在O型の供給割合が急増しているため、献血が追い付かない状況が続いている。
このままの状況が続くと輸血医療に支障をきたす恐れがあるため、一人でも多くの献血が必要なため、広く献血の協力を求めている。
O型の供給量が増えている背景には、O型は血液型の分からない患者が大量出血等の一刻を争う場合、O型の血液を輸血することもあるため、需要が高い状況が続いているものと推測される。