J.P.モルガン傘下のJPM LSPCに出資 塩野義製薬

 塩野義製薬は6日、J.P.モルガン・アセット・マネジメント傘下のJ.P. Morgan Life Sciences Private Capital(JPM LSPC、本社:ルクセンブルク)と、JPM LSPCのプラットフォームへの出資契約を締結したと発表した。
 JPM LSPCは、新しい治療法や技術に重点を置いた初期および成長ステージのライフサイエンス企業への投資と創設を目的として設立された、卓越したヘルスケア投資プラットフォーム。バイオテクノロジーの専門家であるStephen Squinto氏が代表を務め、優れた経験値を有しているだけでなく、数十年にわたって確立した幅広いKOL(key Opinion Leader)などとの人材ネットワークを持つことも強みとしている。
 同契約により塩野義製薬は、新たなサイエンスのトレンドや、次世代バイオテクノロジー企業の調査と発掘に向けてJPM LSPCと協働していく。
 これにより社外とのネットワークを拡大し、アンメットニーズを含む外部環境を当社のR&D戦略に取り込み、研究力を強化すると共に世界中のシーズ・技術・パートナー探索の実施が可能となる。なお、塩野義製薬は、この出資契約に基づく収益の分配を受領する予定である

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