6日~8日の3日間、パシフィコ横浜で第27回 日本心不全学会学術集会開催 オムロンヘルスケアも協賛

 オムロン ヘルスケアは、6日~8日の3日間、パシフィコ横浜ノース(横浜市西区)で開催される第27回日本心不全学会学術集会に協賛する。
 今回の日本心不全学会学術集会のテーマは「臓器連関 全身から診る心不全」。日常診療における患者との会話や、患者の様子から心不全の悪化などの変化を捉える可能性について発表や議論が展開される。
 心不全とは、心臓に生じた異常によりポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態を意味する。心不全の要因は様々あり、心筋梗塞や弁膜症のほか、高血圧や不整脈などもあげられる。

日本初の心電計付き上腕式血圧計

 オムロンヘルスケアは、同学会においてリスクの高い不整脈といわれている「心房細動」の早期発見をテーマにしたブースを出展する。ブースでは、血圧測定と心電図記録を一緒にできる、日本初の「心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T」や、コンパクトサイズで持ち運びやすい「携帯型心電計 HCG-8060T」を展示する。
 また、夜間睡眠時の血圧を測定できる「手首式血圧計 HEM-9601T」などを紹介する。
 同社は、循環器事業のビジョンとして「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を掲げている。血圧計初号機を1973年に発売してから50年間、家庭での血圧測定の普及に取り組んできた。
 さらに、ビジョン実現に向けた新たな取り組みとして、家庭での心電図記録の大切さや「心房細動」リスクを伝える疾病啓発活動をグローバルに展開している。今後も、革新的デバイスの開発やグローバルでの学会活動を積極的に展開して、世界中の一人ひとりの健康ですこやかな生活に貢献する。
 第27回日本心不全学会学術集会の概要は、次の通り。
◆テーマ:臓器連関 全身から診る心不全

◆会長:吉村道博東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科主任教授

◆会期:2023年10月6日~8日
◆会場:パシフィコ横浜 ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-2)

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