MSDは27日、社員のウェルビーイングのさらなる促進に向けて「健康経営」宣言したと発表した。
同宣言は、日本政府が提唱する「健康経営」に基づくもの。健康経営は、健康長寿社会の実現に向けた取り組みの一つとして経済産業省が推進しており、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取り組みを戦略的に実践することを目的としている。
MSDは、今回の宣言を機に、今後より一層、社員のウェルビーイングの促進に力を入れていく。
MSDでは、「最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善する」というパーパスを実現させるためには社員と家族の心身の健康が欠かせないという考えのもと、「社員の成長、成功、ウェルビーイングへの投資」を全世界で戦略的優先事項の一つに掲げている。
同社は常々、社員が安心して仕事に取り組み、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、数々の制度や取り組みを通して、社員とその家族の健康管理と安全な職場環境の整備を推進してきた。今後、経営陣のより一層のコミットメントのもと、人事部門、産業医・保健師・看護師によって構成されている健康管理センター、健康保険組合が協働して取り組み、社員の声に耳を傾けながら、社員の心身の健康、労働環境、衛生環境を向上させるためのさまざまな施策を展開し、健康経営を推進。健康経営の取り組みを通して、これからも生産的で安全な職場環境の整備と維持に努め、革新的な医薬品やワクチンの提供に全力で取り組んでいく。MSDの健康経営に関する取り組みの詳細は、同社ウェブサイト(https://www.msd.co.jp/about/human-capital/support/)を参照。