武田薬品は3日、東京レインボープライドが主催する東京レインボープライド20232(4月22・23日開催)に参画すると発表した。同社従業員リソースグループ(TRG:Takeda Resource Group)であるTAKE PRIDE Japan(テイク プライド ジャパン)が初めてブースを出展する。
また、TAKE PRIDE Japanおよび希望する従業員が4月23日のプライドパレードに参加する。東京レインボープライドにおけるパレードへの参加は、2018年、2019年に続き今年で3回目となる。
毎年、欧米をはじめとする世界の主要都市において、セクシュアル・マイノリティのパレードイベントである「プライドパレード」が恒例行事として開催されており、日本においては、東京レインボープライドが主催するプライドパレードが毎年ゴールデンウィーク前後で開催されている。
近年では、LGBTQ+に変わり、SOGI(Sexual Orientation and Gender Identity:性的指向や性自認)という言葉を使われることもあるが、これはセクシュアル・マイノリティに限らず誰もがセクシュアリティを持っているとの考えに基づくものである。
同社のLGBTQ+に関する取り組みは、会社を中心とした活動だけでなく、TRGを中心とした活動にも重点を置いている。LGBTQ+に関して取り組むTRGであるTAKE PRIDE Japanは、2022年度の活動として6月のPride Month、10月のカミングアウトデーにLGBTQ+の認知向上ならびに背景を学ぶ従業員向けイベントを主催するとともに、志を同じくする企業と共にさまざまな活動を社内外において実施した。
武田薬品は、世界中の患者へ貢献するためのビジョンを実現するため、より多様な人材が活躍する組織づくりに取り組むとともに、DE&Iを推進することを成長戦略の一つとして位置づけており、グローバル規模で展開するDE&I目標の一環であるLGBTQ+に向けた国内での活動が評価され、「PRIDE指標」において2年連続で最高評価「ゴールド」を受賞している。