栃木県内で初!那須赤十字病院に「メディカルナビタ」を設置 表示灯

 表示灯は6日、那須赤十字病院(栃木県大田原市)に栃木県内初のメディカルナビタを設置し、11月24日より運用を開始したと発表した。那須赤十字病院は「マイタウン・マイホスピタル ~地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に~」の基本理念を掲げ、栃木県北の地域医療のさらなる発展と患者に信頼されるより良い病院を目指している。
 地域の安全・安心、地域医療レベルのさらなる向上を図っており、その活動の一環として当社の「メディカルナビタ」を栃木県内で初めて設置した。今回設置されたメディカルナビタは、1階エントランスホールの出入口の動線上に設置され、誰でも利用できる。

那須赤十字病院 外観

 また、地域医療支援病院である那須赤十字病院が連携している地域の各医療機関リストをQRコードを介しスマートフォン等で取得できる同社サービス「e-メディケアサーチ」も搭載しており、院内外の垣根を超えた地域医療連携推進の一助として注目されている。
 メディカルナビタはLED内照式の周辺地図案内と、55インチのタッチパネルモニター(ロール放映式の電子看板)およびパンフレットラックで構成されている。連携する近隣の医療機関を地区および診療科目ごとに検索(サービス開始時:148連携医療機関)できるほか、病院からのお知らせ(病院広報)、広告、ニュース、天気・気象情報の表示・周知が可能である。なお、タッチパネルには富士フイルム社の抗菌シート『Hydro AG+』を採用している。
 また、「e-メディケアサーチ」は、同社のメディカルナビタを設置している大規模病院において、当該病院と連携している医療機関を、患者や来院者自身のスマートフォン等で検索できるサービスである。

「e-メディケアサーチ」サンプル画像

 従来「メディカルナビタ」上で行ってきた連携医療機関の検索・表示サービスに加え、他者の目を気にすることなく、連携医療機関を検索(診療科から検索)できるのが特徴だ。
 「e-メディケアサーチ」の追加搭載によって、医療従事者・関係者には病院運営における更なる負担軽減(登録医紹介)や感染リスクの低減を、来院者には当該大規模病院と連携関係にある医療機関をインターネット検索できるベネフィットが生まれる。
 今回の設置により、表示灯のメディカルナビタの展開は44都道府県となった。同社は、今後も「メディカルナビタ」のサービス提供を通じ地域の皆様の安全・安心、地域医療連携促進のさらなる向上に貢献していく。

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