住友ファーマは6日、2023 年 3 月期第 2 四半期において、米国子会社サノビオン社が米国で販売中のパーキンソン病に伴うオフ症状治療剤「キンモビ」の収益予測見直しによる減損損失を計上したと発表した。
キンモビは、2020 年 9 月の上市後2年経過したが、売上計画を下回る状況が続いており、収益予測を見直した結果、同製品に係る特許権を全額減損し、減損損失を543億7000万円(406 百万米ドル)計上する。
同件が住友ファーマ連結業績に与える影響については、現在精査中であり、今後、公表すべき事項が生じた場合、速やかに公表する。なお、減損損失は非資金損益項目であるため、キャッシュフローに影響はない。