MSCI社、FTSE Russell社など提供のESG投資指数構成銘柄に継続選定 小野薬品

 小野薬品は17日、MSCI社、FTSE Russell社およびS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が提供するESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数の構成銘柄に継続選定されたと発表した。
 小野薬品への選定状況と各社提供ESGの選定内容は次の通り。

<MSCI社>
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(2019年から4年連続)
 MSCIジャパンIMIトップ700指数構成銘柄の中から、業種ごとにESG評価に優れた日本企業が選定される。

<FTSE Russell社>
FTSE4Good Index Series(2018年から5年連続)
 ロンドン証券取引所グループの一企業であるFTSE Russell社が開発した国際的な指数である。各セクターにおいて相対的に、ESGの対応に優れた企業が選定される。

FTSE Blossom Japan Index(2018年から5年連続)

FTSE Russell社が開発した指数で、ESGの対応に優れた日本企業が選定される。

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index(2022年に新規)

FTSE Russell社が開発した指数であり、ESGの対応に優れた日本企業が選定される。本インデックスは、セクター・ニュートラルとなるよう設計されている。
 また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れている。

<東京証券取引所およびS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社>
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数(2018年から5年連続)
 TOPIXの構成銘柄を対象とし、時価総額をベースに、環境情報の開示状況と炭素効率性の水準(売上高当たり炭素排出量)によって、構成銘柄のウエイトが決定される。
 「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「FTSE Blossom Japan Index」、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」、および「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」は、世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が投資対象を選定するにあたり採用している指数である。
 小野薬品は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、ESGの視点を取り入れた事業活動を通じて、引き続き社会の持続的発展に貢献するとともに、持続的な企業価値の向上に取り組んでいく。
 同社グループのESGへの取組の詳細については、同社ウェブサイトのサステナビリティページ( https://sustainability.ono.co.jp/ja )より閲覧できる。

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