NOSTER(ノステル、本社:京都府向日市、代表取締役CEO:北尾浩平氏)は15日、6月より新事業として、「腸内菌叢解析サービス」を企業・アカデミア向けに開始したと発表した。
同サービスは、先立って開始した「メタボローム解析サービス」との同時実施も可能で、腸内細菌およびその脂質代謝物の両面から腸内菌叢を把握することにより、腸内細菌と脂質が関連する幅広い研究領域への応用が可能となる。
NOSTERでは、次世代シーケンサーによる16S メタゲノム解析に加え、特定菌の糞便重量あたりの菌数を個別に定量する定量オプションも実施している。
これらは、NOSTERが予てから研究を進めてきたClostridium属、Bacteroides属細菌に代表される難培養の腸内細菌を培養可能とした同社独自の培養技術を基盤としている。
なお、同事業に関して、6月17日~19日に開催される第22回 日本抗加齢医学会総会でブース出展するとともに、6月18日のアンチエイジングセッション(9:00~10:30)で、同社R&D本部の米島靖記氏が詳細発表する。