「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウントにグループトーク機能など2機能追 ブリストル・マイヤーズ スクイブ

患者の服薬管理サポートを強化

 ブリストル・マイヤーズ スクイブは9日、同社の「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウントに「グループトーク機能」、「通院日リマインド機能」の2機能を拡充し、同日提供を開始したと発表した。
 「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウントは、同社の抗悪性腫瘍剤「スプリセル」を服用する慢性骨髄性白血病患者向けに2020年12月に開設したもの。検査情報や服薬状況などを自らのスマホ上に集約でき、服薬管理や医師と患者間のコミュニケーションを支援するツールとして活用されている。
 9日付けで、患者と家族をつなぐ「グループトーク機能」、ならびに登録した通院日に通知が届く「通院日リマインド機能」を新たに追加し、患者の通院や服薬の管理サポートを強化するとともに、スプリセルの適正使用のさらなる推進を図る。
 新たに追加する機能は次の通り。

1、グループトーク機能
 患者が家族やパートナーを招待してグループトークを作成可能。日常のコミュニケーションに加えて、トーク上に通院日の通知も届くため、家族やパートナーがより的確な患者サポートが期待できる。

2、通院日リマインド機能
 登録した通院スケジュールをもとに、通院日にメッセージが届くため、通院忘れを支援する。
薬業界においてもデジタルトランスフォーメーションが加速される中、ブリストル マイヤーズ スクイブは、患者や医療従事者向けのデジタルツールの開発を積極的に進めている。
 患者向けには「スプリセル錠 服薬手帳」LINE公式アカウント、ならびに「エリキュース患者様専用アカウント」LINE公式アカウントを開設しているほか、医療従事者向けには2020年8月に「BMS(医療従事者用)」LINE公式アカウントを開設してがん領域を対象とした医薬品関連情報の提供を開始した。
 2021年4月には、血液がん、循環器、リウマチの3領域を対象に加え、同社が扱うすべての領域についての情報提供を開始した。同社では、今後もデジタルツールの開発を進め、製品適正使用のさらなる推進を目指す。

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