乳がん患者のための運動プログラム紹介サイト「POSITIVE FITNESS」を公開 東和薬品

 東和薬品は20日、手術後の乳がん患者のための運動プログラム紹介サイト「POSITIVE FITNESS」を公開したと発表した。
 乳がんは、適度な運動を実施することで、再発リスクを低下させると言われている。また、適度な運動の継続的な実施により、機能回復を目指せる。
 だが、一般的な運動コンテンツは多数提供されているが、乳がん患者を対象としたものは少なく、患者自身が手術後の体の状態から、どのような運動を選択したらよいかわからないという問題点がある。
 そこで、同サイトでは、患者の体力や運動習慣などに応じ、「入門編」「中級者編」「上級者編」の3段階の運動強度に分けてプログラムを紹介している。
 運動プログラムに加え、「乳がんと運動の関係性」などの情報提供により、患者自身に合った運動量で、前向きに、継続的に運動習慣を身につけることのできるコンテンツとなっている。
 東和薬品は、「人々の健康に貢献する。こころの笑顔を大切にする。」という企業理念のもと、これまでのジェネリック医薬品事業に加え、「健康の維持」や「病気になる前の状態(未病、MCIなど)を健康な状態に戻す・または悪化させない」といった健康に関する取り組みを行っている。
 その一環として、疾病予防や健康維持に役立つ情報提供を目的に、同サイトを公開する。
 サイトの概要は、次の通り。

◆名称:POSITIVE FITNESS (ポジティブフィットネス)
◆監修:山内英子氏(聖路加国際病院 ブレストセンター長、乳腺外科部長、副院長)、奥松功基氏(スポーツ医学博士 乳がん専門トレーナー、マンマリアツキジ パーソナル トレーナー)
◆URL:https://www.towayakuhin.co.jp/healthcare/positivefitness/
スマートフォンからもアクセスできる。

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