アッヴィは26日、尋常性乾癬等治療薬「スキリージ」について、新規剤形「スキリージ皮下注150mgシリンジ1mL」、「同150mgペン1mL」を発売した。同剤形は、本年9月22日に製造販売承認され、11月25日に薬価収載されたもの。
スキリージは2019年3月に、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症を効能・効果として製造販売承認を取得した。
スキリージの用法・用量は、通常1回150mgを0週時、4週時、以降12週間隔で投与し1、1回の投与に75mg製剤を2回投与する必要があった。
同製剤の発売により、150mg製剤単回投与が選択肢として加わり、投与回数の半減により、注射による患者の負担軽減および投与時の利便性向上が期待される。