塩野義製薬は23日、世界の代表的なESG(環境、社会、ガバナンス)インデックスである「FTSE4Good Index Series」および「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に昨年に引き続き選定されたと発表した。
「FTSE4Good Index Series」は、ロンドン証券取引所グループの子会社であるFTSE Russell社が開発したインデックスで、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の観点から企業の持続可能性(Sustainability)に関する世界基準を満たす企業が選定される。
一方、「FTSE Blossom Japan Index」は、ESGの実践に関する明確で透明性の高い基準を満たす日本企業のパフォーマンスを反映したインデックスで、業種配分の偏りを抑えた設計となっている。
これらのインデックスは、企業のESGへの取り組みに着目する世界の投資家から、重要な判断基準として幅広く活用されている。
塩野義製薬は、中期経営計画STS2030において、優先的に取り組むマテリアリティ(重要課題)を特定し、「感染症の脅威からの解放」など事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)を達成し、持続可能な社会の実現に貢献するための取り組みを推進している。併せて、ESGの諸課題への責任ある対応とその強化に努め積極的に開示することで、今後も同社を取り巻く全てのステークホルダーから将来にわたって必要とされる企業となれるよう取り組んでいく。