Windylab(本社:福岡県)は13日、錠剤やカプセルが入った薬シートをスロットに投入するだけで、1回分の服用量ごとにパッケージ化し、「お薬カレンダー」と「一包化」を同時に行うシステムを開発した。
「お薬カレンダー」は、薬をどこまで飲んだか一目でチェックできるので、薬の飲み忘れ、飲み残し等を防止する効果があるものの、作るのは手作業で、人為的ミスや労働負荷の増加になっている。
そこで開発されたのが同システムで、次の手順で作業を行う。
①薬剤PTPシートをスロットに投入すると、装置が自動で必要な薬剤をPTPシートから取り出し、②「お薬カレンダー」となる樹脂製トレーの所定部に薬剤を供給する。
その後、③供給した薬剤数が正しいことを画像検査で確認してから、④あらかじめ患者名や服用時点等を印字した用紙を⑤トレーに貼り合わせて封止する。
トレーと用紙には切り込みが入っており、⑥服用時に手で切り離して薬を飲む。
なお、同システムの動画紹介は、https://www.youtube.com/watch?v=VWNRJY2_750より閲覧できる。