がん患者のための情報ポータルサイト「Cancer Pedia」公開  武田薬品

 武田薬品は3日、がん患者やその家族、介護者を対象に、がん治療を受ける際に必要となる情報を包括的に届けるための情報ポータルサイト「Cancer Pedia(https://www.cancer-pedia.com/)」を公開したと発表した。
 近年、インターネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発展とともに、がん患者を取り巻く情報は増加傾向にある。その一方で、がん患者が信頼性の低い情報にアクセスしてしまうリスクも高まっている。
 同剤とは、がん患者に信頼性の高い情報を提供することで、がんの疾患情報および治療法、また治療の過程で生じる問題への対処法に関して理解を高め、前向きに治療と向き合って貰えるようにがん患者をサポートする目的で製作されたもの。
 がん治療を受ける際に必要となる情報を包括的にお届けするための情報ポータルサイトである「Cancer Pedia」は次の5つの大項目から構成されている。

 1.知る・・・医療関係者とのコミュニケーションを円滑に進めるためのポイントや、がん治療における信頼性の高い情報を得るための方法について紹介する。

 2.伝える・・・自身の症状や療養生活での悩みなど、相談できるコミュニティと、自身について「伝える」ための工夫について紹介する。

 3.つながる・・・同じ悩みや経験を持つ人と情報を共有、共感することでがんに正しく向き合えることがある。患者同士の支え合いの場を紹介する。

 4.こころの問題・・・がんと診断されたとき、患者自身や、その家族の「心の問題」にどうやって対処するか、そのヒントを紹介する。

 5.費用の問題・・・治療・入院にかかる費用など、経済的な負担を軽減してくれる支援制度をわかりやすく紹介する。
 なお、「Cancer Pedia」の各コンテンツは、それぞれ医療関係者、患者団体代表に監修されたものである。
 患者が、積極的かつ納得して治療を受けるために、近年、欧米での流れを受けて、医療関係者と患者が必要な情報を相互に共有し、協働して治療方針を決定する「シェアードディシジョンメイキング(協働意思決定)」の考え方が日本国内でも広まりつつある。
 同サイトでは、患者が医療関係者との相互理解のもとで治療の選択に役立つ情報を今後充実させていく。

 ◆堀井貴史武田薬品日本オンコロジー事業部長のコメント
 医療情報を取り巻く環境が大きく変化する中、 患者さんが、最良の治療を選んでいただくために必要な情報へアクセスできるようになることは非常に重要である。本サイトが、がん治療を始める患者さんやそのご家族の皆さまにとって、必要となる情報を収集される際の一助となることを願っている。
 武田薬品では、引き続き、患者さん中心という理念のもと、革新的な医薬品の創出に加えて、がん患者さんを取り巻く諸課題と向き合い、その解決のための取り組みを進めることでよりよい医療の実現に貢献していきたい。

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