武田薬品は20日、慢性期慢性骨髄性白血病(CML)治療薬アイクルシグについて、P2相OPTIC試験で、動脈閉塞イベントのリスクを軽減しながら、臨床的に意義のある深い奏効が持続する結果が示されたと発表した。
OPTIC試験は、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)による前治療へ抵抗性または不耐性を示す慢性期の慢性骨髄性白血病(CP-CML)患者さんを対象に、有効性および安全性の最適化を目的として、アイクルシグの3つの投与開始用量(45mg、30mg、または15mg)における奏効に基づく投与量調整レジメンをプロスぺクティブに評価する無作為化非盲検試験。
同試験結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会および欧州血液学会(EHA)において、発表される。