てんかん治療研究振興財団(理事長:野村博氏)は1日、2021年度助成対象者(研究助成・海外留学助成・招日研究助成)、研究褒賞受賞者および研究功労賞受賞者を発表した。
本年度研究助成対象者は、奥村彰久氏(愛知医科大学医学部小児科学講座)ほか11名、海外留学助成対象者は、福間一樹氏(国立循環器病研究センター脳神経内科)ほか1名、招日研究助成対象者は、川口典彦氏(静岡てんかん・神経医療センター)ほか1名に決定した。
本年度研究褒賞は、貴島晴彦氏(大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科学)、栁澤琢史氏(大阪大学高等共創研究院)および、曽根大地氏(国立精神・神経医療研究センター脳病態統合イメージングセンター)の2組に贈られた。
研究褒賞は、公募により、てんかんの治療に関する継続的な研究を行い、業績を挙げた研究者または研究グループに贈られる。
2021年度研究功労賞受賞者は、大澤真木子氏(東京女子医科大学名誉教授)に決定した。研究功労賞は、てんかん学の進歩、発展に著しい貢献をし、長年にわたっててんかん研究に指導的役割を果たされた我が国の研究者に贈られる。