マイクロブラッドサイエンス(東京都)は24日、提携先のヴァゼム社より輸入販売をしている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検出キットを個別パッケージ化し、C-Checker(シーチェッカー)として販売すると発表した。ヴァゼム社は、世界60 カ国で5000万個以上の同キット販売実績を誇る。
同製品は、ヒトの咽頭や鼻咽頭または鼻腔のぬぐい液中の重症急性呼吸器症候群コロナウイルスの抗原検出に適用し、迅速かつ利便性の高いイムノクロマトグラフ法でCOVID-19 抗原(核タンパク質)を検出する。なお、同検出キット品は研究用試薬のため、判定結果は治療および診断目的に使用できない。
また、マイクロブラッドサイエンスが以前よりヴァゼム社より輸入販売している新型コロナウイルス抗原検出キットは、1箱/20キット入りとなっており、1キットをバラしての個別販売に適していなかった。
今回、より一層販売方法の幅を広げて利便性を高めるために、C-Checkerとして個別パッケージを製作した。従って、C-Checkerは、1キット単位での個別パッケージになっており、店頭での販売も容易である。
価格は、C-Checker1箱/20パッケージ入り3万3000 円(税別)。販売単位は、1箱/20パッケージ入り5箱以上から(売代理店専用パッケージのため販売単位以下の対応はできない)。