川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(センター長:片岡一則氏、iCONM) は、12月4日、「小さく寄り添い大きく守る、未来の医療はすぐそこに」をメインテーマに第7回COINSシンポジウムをオンライン開催する。
iCONMは、文部科学省・科学技術振興機構「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」の川崎拠点(COINS)として、2045年までに「体内病院」の確立を目指す公益財団法人。
第7回COINSシンポジウムの第一部では、基調講演として高橋博樹氏(日経BP総合研究所戦略企画部長)、坂野哲平氏(アルム代表取締役社長)が、最新の動向を踏まえた未来の社会および医療について紹介。
第二部では、研究統括の片岡氏が、体内病院の実現に向けたCOINSの研究開発概要を説明。続いて4 名の研究者より、「感染症」、「脳疾患」、「糖尿病」、「がん」の各疾患領域における新たな予防法や治療法につながる成果について紹介する。
第三部では「ともに考えよう未来の医療」と題し、医師、がんサバイバー、研究者それぞれの立場で期待する未来の医療についてディスカッションを展開する。投票機能を用いた、視聴者参加型企画も用意している。iCONMでは、「一般市民の声に耳を傾けながら望ましい未来の医療について考え、今後の研究の参考とする」意向を示している。
申し込みURLは、https://coins.kawasaki-net.ne.jp/event/sympo2020.html