Nursing Now公式ソング&「看護の日」制定30周年特別ドラマが完成  日本看護協会

福井会長とハローキティからゴールドディスクを贈呈される相川七瀬

 日本看護協会( 会長:福井トシ子氏) は28日、東京・表参道の日本看護協会ビルで、Nursing Now 公式ソング&「看護の日」制定30周年特別ドラマ完成披露記者発表会を開催した。
 Nursing Now公式ソング完成披露記者発表会では、つんく♂が作詞作曲をしたNursing Now公式ソング「元気の歌」のミュージックビデオを初公開。その後、「元気の歌」の歌手に決定した相川七瀬が登壇し、「Nursing Nowキャンペーン」PR大使のハローキティから相川に公式ソング「元気の歌」特製ゴールドディスクが贈呈された。
 今年は、近代看護の基礎を築いたナイチンゲール生誕200年に当り、世界中で看護職への関心を深め、地位を向上するための「Nursing Nowキャンペーン」が展開されている。
 日本看護協会は、このキャンペーンに賛同し、「看護の力で健康な社会を!」をメインテーマに、看護職が持つ可能性を最大限に活用し、社会が求める役割を果たし、人々の健康な暮らしに貢献することを目指す取り組みを実施してきた。今回、一人でも多くの人々からこのキャンペーンへの賛同を得るため、つんく♂が公式ソングを制作し、相川七瀬が歌うことになった。
喉頭ガンの闘病体験を持つつんく♂がプロデュースした「元気の歌」は、看護職や病と闘う方やそのご家族、そして元気になりたい人々に向けた、楽しく歌って踊れる元気ソングとなっている。ミュージックビデオでは、歌手の相川七瀬が子供たちと元気よく一緒に踊りながら楽しく歌っている。
 「元気の歌」は10月4日からBS日テレで放送される「Memories~看護師たちの物語~」の挿入歌として使われるほか、日本看護協会およびNursing Nowキャンペーン実行委員会参加団体のホームページやSNS、YouTube、各種イベントなどで展開される。


 一方、「看護の日」制定30周年特別ドラマは、「忘れられない看護エピソード」の受賞作品を、1話5分のミニドラマ「Memories~看護師たちの物語~」として制作、BS日テレで全国放送される。放送日時は10月4日より毎週日曜よる20時54分から21時で、全26話を放送される予定。
 記者発表会当日は、ドラマで出演する萩原みのり、祷キララ、木戸大聖、筒井真理子、さらには渡邊いち監督が登場。MCとトークを行った後、第1話、2話が上映された。
 ドラマは、総合病院を舞台にした若手看護師の成長ストーリーで、第一話・第二話は、2019年の「忘れられない看護エピソード」で一般部門の最優秀賞を受賞した「お母さん」がテーマ。
 死産に立ち会った助産師から「お母さん」と呼ばれ、「死んだ子を産むんだから、私、お母さんではない」叫ぶ母。すると助産師は「赤ちゃんを産むんだから、あなたはお母さんでしょう!」と声を掛けた。数年後、無事娘を出産、母親となり娘からお母さんと呼ばれるたびに、あの時「お母さん」と呼び続けてくれたナースのことを思い出すという感動のドラマだ。

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