アッヴィは、リウマチ専門医14人の治療や患者への想いをまとめたインタビュー冊子「ドクター・ストーリーズ~なぜリウマチ医になったのか?そして、リウマチ医を続ける理由」を発刊した。同冊子は、関節リウマチ患者がリウマチ医の想いを理解することで、これまで主治医の医師に聞けなかった事項や話せなかった事項を伝える切っ掛けとなり、より前向きに治療に取り組んむための一助となるために作成されたもの。
アッヴィのMRが、医師を志した理由、リウマチ専門医の道を歩む転機となったエピソード、リウマチ専門医としての誇りについてなど、医師に直接インタビューを行い、医師の率直な想いが盛り込まれた内容となっている。
関節リウマチは、薬物療法の飛躍的な進歩により、適切な治療を適切なタイミングで行うことで、「寛解」の状態を維持し、病気になる前とあまり変わらない生活を送ることも可能になってきた。ただし、慢性の疾患であり、その治療は長期にわたるため、患者さんと医師の信頼関係を構築することが重要だ。
同冊子を監修する石黒 直樹氏(愛知県医療療育総合センター総長)は、「関節リウマチ領域においては、目標を定めた上で治療を行うこと(T2T:Treat to Target)が提唱されている。T2Tでは、“寛解”や“低疾患活動性”を治療目標に設定し、その目標に向かって治療を行っていくが、治療目標の設定や治療内容の決定にあたっては、主治医と患者さんとの話し合いがポイントになる」と指摘する。
さらに、「目標達成のためには、主治医と患者が治療に対する情報や考えを共有し、より良いコミュニケーションをとりながら、確実に治療を続けていくことが重要である」と強調。
その上で、「この冊子にはリウマチ医の診療時には伝えきれない患者さんや治療への想いが詰まっている。それぞれの医師のストーリーが患者さんの積極的な治療参加に繋がり、関節リウマチ治療全体が向上することを願っている」とコメントしている。
「ドクター・ストーリーズ~なぜリウマチ医になったのか?そして、リウマチ医を続ける理由」は、アッヴィのウェブサイトからダウンロードできる。また、冊子希望者には、先着1000名に無料配布する。応募は、ドクター・ストーリーズ広報事務局(共和ピー・アール内)、TEL:03-5537-0578 e-mail:drs@kyowa-pr.co.jpまで。