塩野義製薬は22日、投資単位の引下げに関する方針として、今後の業績、株価や株主数の動向、同社株式の流動性の状況、費用対効果等を総合的に勘案し、引き続き慎重に検討していくと発表した。
投資単位の引下げについて同社は、「株式投資単位の引下げが株式市場の流動性を高め、また、広範な投資家層の参加を促すための有効な施策のひとつである」との認識を明示している。
現在、同社株式は1単元の株式数を100株で、市場で活発に取引されており、多くの株主が保有している。従って、投資単位の引き下げについては、「引き続き慎重に検討する」方針を示している。