「健康経営銘柄 2020」に初選定     小野薬品

 小野薬品は3日、経済産業省が東京証券取引所と共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む企業を選定する「健康経営銘柄 2020」に初選定されたと発表した。経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人 2020 ~ホワイト500~(大規模法人部門)」にも2年連続認定されたことも併せて報告した。
 2018年4月に経営トップによる健康宣言「ヘルスアップ宣言」のもと、同社では、会社、労働組合、産業保健スタッフ、健康保険組合による「ヘルスアップ委員会」を中心とした健康経営体制を構築し、社員とその家族の健康づくりに取り組んできた。
 受動喫煙防止、がん・生活習慣病対策、メンタルヘルス対策、セルフケア環境整備を重点テーマとして掲げ、健康増進施策を推進している。
 加えて、働き方改革によって削減された時間外手当の一部を、医療機関の NPO・NGO に寄付を行う「ONO SWITCH プロジェクト」や CSR調達の推進、大阪府による健康経営の普及活動への参画など、自社だけでなく、取引先や地域社会の健全・健康な環境づくりにも貢献している。
 小野薬品では、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」の企業理念実現に向けて挑戦ぢ続けるには、すべての社員が心身ともに健康でその能力を最大限に発揮できる職場環境や社員とその家族の生活の充実が重要であると考えており、今後もヘルスアップ委員会が中心となって、社員とその家族の健康保持・増進に積極的に取り組んでいく。

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