JMAT京都編制等で京都府の4団体が協定締結

左から松井氏、安岡氏、河上氏、中島氏

 京都府医師会(会長松井道宣氏)、京都府歯科医師会(会長安岡良介氏)、京都府薬剤師会(会長河上英治氏)、京都府看護協会(会長中島すま子氏)の4団体は16日、京都市中京区の京都府医師会館で、災害時における医療支援チーム(JMAT京都)の編制および医療救護活動に関する協定を締結した。
 同協定は、大規模災害が発生した際に、4団体が連携して迅速に医療支援チーム(JMAT京都)を編制し被災地を支援することや、平時から多職種連携による災害医療の研修・訓練による災害医療への対応の標準化、質の担保・向上を目的としたもの。
 河上京都府薬剤師会会長は、「災害時には、通常の服薬指導に加えて、医師・歯科医師が処方する薬剤がない場合の代替品の提案や、感染予防などの避難所の衛生面向上が薬剤師の重要な役割になってくる」と改めて強調。
 さらに、「救護活動全体のコーディネーターは医師が務めるが、薬に関しては薬剤師がコーディネータの役割を担う流れもあり、しっかりと対応できるようにしていきたい」と抱負を述べた。

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