小野薬品は30日、P3相CheckMate-067試験結果について、オプジーボとヤーボイの併用療法が、進行期悪性黒色腫患者において5 年の持続的な生存ベネフィットを示したと発表した。
同結果では、進行期転移性悪性黒色腫患者のファーストライン治療において、オプジーボとヤーボイの併用療法が、ヤーボイ単剤療法と比較して、引き続き全生存期間の改善を示した。
最短 60 カ月(5 年)の追跡調査において、5年生存率は、オプジーボとヤーボイの併用療法群で52%、オプジーボ単剤療法群で 44%、ヤーボイ単剤療法群で 26%であった。
CheckMate-067試験のデータは、スペインのバルセロナで開催されている2019 年欧州臨床腫瘍学会(ESMO)総会の公式記者プログラムおよびプロファード・ペーパー・セッションで発表された。
また、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌にも同時掲載された。