武田薬品は2日、アザシチジン併用療法について、P3試験PANTHER試験(Pevonedistat-3001)で主要評価項目の無イベント生存期間(EFS)が統計学的に有意な延長を達成しなかった発表した。
同試験は、高リスク骨髄異形成症候群(MDS)、慢性骨髄単球性白血病(CMML)および低芽球性の急性骨髄性白血病(AML)の患者さんを対象に、ファーストライン治療としてpevonedistatとアザシチジンの併用療法とアザシチジン単剤療法を比較しEFSの延長を評価したもの。
この試験におけるEFSの定義は、高リスクMDSまたはCMML患者では死亡またはAMLへの移行のいずれか早い方までの期間、AML患者では死亡までの期間としている。
全データの結果は、今後の医学学会で発表申請する予定にある。