「Rare Disease Day 2021」に協賛およびシンポジウム開催  武田薬品

 武田薬品は、2月28日の「世界希少・難治性疾患の日」(Rare Disease Day、RDD)に伴い、東京などで47イベントが公認開催される「RDD Japan 2021」に協賛する。
 希少疾患は、一つひとつの疾患は希少であるが、世界中に3億人以上の患者が存在し、6000以上の当該疾患が知られている。武田薬品は、より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者の生活のQOL向上を目指す RDDの趣旨に賛同し、2014年から継続的に協賛している。
 本年は、2 月 1 日に RDD月間のオープニングイベントがオンラインで実施された。
 2月28日には、RDD東京がオンラインで実施され、武田薬品はその中で、スポンサーセッションを開催する。また、2月14日に同社は、希少疾患を取り巻く環境の改善に向けて、RDD日本開催事務局と共催で、「Rare Disease Day 2021 シンポジウム」をオンラインで開催する。
 「社会的偏見の解消に向けて」のテーマのもと、さまざまな立場からの講演とパネルディスカッションを実施する。
 登壇予定者は、熊谷晋一郎東京大学先端科学技術研究センター准教授、酒井規夫大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻教授、秀島晴美NPO法人IBDネットワーク理事、富田宇宙氏(網膜色素変性症当事者 パラ競泳アスリート)。

さらに、2月27日には、同社ジャパンメディカルオフィス主催で、「武田薬品希少疾患領域患者ケア・アカデミー(Academy of Integrated Patient Care for Rare Diseases:AIPC-RD)」を開催する。
 AIPC-RD は、公的機関、主な診療科や関連する科から様々な職種の医療関係者、介護者が一同に集まり、患者のQOLを向上させるための最善の医療的解決策の提供を目的としている。
 RDDは、スウェーデンで2008年から始まった活動で、現在は述べ100 カ国で開催されている。日本では、2010年の東京開催を皮切りに、毎年着実に開催地域が増えている。
 RDD2021のテーマは「あなたのしりたいレア わたしももっとしりたい -We stand in solidarity with the RARE community」

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