グローバルP3試験デザインを米国血液学会年次総会で発表
小野薬品は5日、真性多血症(PV)を対象として開発中のアンチセンス阻害剤「サパブルセン」(P3)について、10月に欧州において希少疾病用(Orphan Medicinal Product Designation)の指定を取得したと発表した。
サパブルセンは、アイオニス社によって創製・開発されたTMPRSS6(ヘプシジン産生を負に調節する因子)を標的としたアンチセンス核酸医薬だ。TMPRSS6の産生を抑制し、鉄恒常性の主要な調節因子であるヘプシジンの産生を増加させる。ヘプシジンの発現を増加させることにより、サパブルセンはPVを始めとして様々な血液疾患の治療薬となる可能性がある。
米国で2024年1月にFast Track Designation、同年8月にOrphan Drug Designation、2025年5月にBreakthrough Therapy Designationの指定をFDAより受けている。さらに、日本では本年9月に希少疾病用医薬品の指定を取得している。
また、米国子会社のデサイフェラが実施しているサパブルセンのPV患者を対象としたグローバルP3試験(INTREPID試験)の試験デザインを12月12~15日にルイジアナ州ニューオリンズで開催される第68回米国血液学会年次総会で発表する。発表内容は、次の通り。
◆演題:Trial in Progress: INTREPID: A global, randomized, double-blind, placebo-controlled Phase 3 study of sapablursen in patients with phlebotomy-dependent polycythemia vera
◆発表者:Pankit Vachhani, M.D., Associate Professor of Medicine at O’Neal Comprehensive Cancer Center, University of Alabama at Birmingham
◆発表形式:ポスター発表
◆発表日時:2026年12月13日(日) 午後6:00 – 8:00 (米国中部時間)
◆ポスター番号:3771

