
ロート製薬は23日、香港政府(OASES)との戦略的提携を行い、戦略企業パートナーとなるための協定に署名したと発表した。
香港政府との同提携は、日本企業として初めて。今回の協定署名は、同社が培ってきたヘルスケア・メディカル領域における知見や事業実績、ならびに香港を含むアジア地域における中長期的な価値創造に向けた取り組みが評価されたもの。
同提携を契機に、香港を今後の戦略的な事業・共創拠点の一つと位置づけ、現地のパートナーや地域社会との連携を深めながら、香港を含むアジア地域における人々の健康と豊かな暮らしに貢献していく。
香港政府 OASES 戦略企業パートナーは、香港をアジアのイノベーション・研究開発・ビジネスの拠点として発展させるため、香港政府が選定した企業に対して香港への進出や事業拡大を個別に支援する制度。2022 年 10 月のスタートを皮切りに、140 社以上の企業が認定を受けている。
ロート製薬は、これまでもロートグループの事業展開を通じて、アイケア、スキンケア製品等を軸に、世界中の人々に美と健康を提供すると共に、各地域で根づいた研究開発・製造・商業化を行ってきた。
香港では、子会社である Rohto Advanced Research Hong Kong Limited (ARHK)で再生医療事業の推進や、眼科・皮膚科・整形領域、医療機器分野の臨床研究・開発・承認取得に取り組んできた。
今後は、これら専門的知識、技術をヘルスケア・メディカル分野にも取り入れつつ、香港を起点に、新たな価値創造に取り組むことで、アジアを含む世界の多様な健康・長寿の課題に応える事業を展開し、その成果をグローバルへと広げていく。
ロート製薬は 2019 年、香港に子会社である ARHK を設立した。ARHKは、「香港の科学的知見とロートのサイエンス、専門性、グローバルな志向を融合して、ヘルスケア・イノベーションを共創する」をミッションに掲げている。
また、香港・中国大湾区・その先の展開を見据え、大学・病院・企業など提携や、共同開発・商業化機会の探索など多岐に渡る役割を担っている。


