持田製薬グループの持田ヘルスケアは7日、全国の小学生高学年から高校生の子を持つ母親を対象とした「子どもの足のニオイ」に関する意識調査結果を発表した。高温多湿な季節、夏を迎える前に、親の意識とニオイの対策に関しての調査結果を明らかにしたもの。
調査期間は、本年2月19日~20日の2日間で、調査対象は、事前調査/1万名、本調査/504名(全国の小学生高学年~高校生の子を持つ母親)。
その結果、足のニオイが気になる子どもの男女別では、男子64.7%、女子48.5%で、親は女子に対しても意外と気にしていることが判った。
一方、子ども自身が足のニオイを気にしているのは全体で55%に上り、親よりも、子ども自身が足のニオイを気にしている。中でも高校生女子69.1%と最も高く、小学生、中学生男子も4割超えている。
また、カビや細菌がニオイの原因と知っていたのは
全体の53.8%にとどまった。
「子どもの足のニオイ」に関する意識調査の質問内容と調査結果は次の通り。
Q1.子どもの足のニオイが気になるか?
ニオイが「気になる」と答えた母親のうち、男女別は、男子64.7%、女子48.5%と女の子も半数がニオイが気になるという結果に。子どもの年齢と性別でみると、中学生男子が70.8%で1位、女子では、小学校高学年が、50.9%で一番多い結果となった。
また、運動をしている子どもでみると小学校高学年が71.6%と一番高く、中でも中学生や高校生よりも小学校高学年の子ども持つ母親が一番ニオイを気にしているという高い数値となった。
これらのデータは、事前調査1万名のうち、小学校高学年~高校生の子どもを持つ対象者2098名のもので、体育の授業以外の部活動、クラブ活動、習い事でのスポーツを運動としている。
Q2. 子どもの足のニオイはどの程度?
「非常に臭う」は、小学生男子が1番に。運動をしている子どもの中では、高校生がトップ!
足のニオイの程度に関しては、小学生男子が38.1%と、高校生男子34.5%よりも高い。運動をする子どもで見ると、高校生男子が39.3%とトップの結果となった。
Q3.子ども自身が足のニオイを気にしている?
全体で55%!親が感じるよりも子どもは自分の足のニオイを気にしている!?
親よりも子ども自身の方がニオイを気にしているという数値となった。その中で、性別で見ると高校生女子が69.1%とトップだが、小学生、中学生男子も41.7%と4割強が気にしていることが分った。また、運動をしている子どもでみると、高校生が一番高く、75.0%が自身のニオイを気にしているという結果となった。
Q4.子どもの足のニオイが気になる季節は?
「夏(64.5%)」と突出して一番、続いて「一年中気になる(28.4%)」
高温多湿で汗をかくシーンが増える夏が64.5%とトップとなっているが、続いて、四季を問わず1年中気になるが3割近くとなり、乾燥し気温も低い冬が3番目に数値が高い結果となった。
Q5. 「カビや細菌がニオイの原因と知っていた」半数のみ!
カビや細菌の増殖足がニオイの原因のひとつだと知っていたのは53.8%にとどまった。
カビや細菌がニオイの原因のひとつであると知っていたのは約半数で、残りの半分近くが知らなかったという結果となった。
Q6.子どもの足のニオイの対策内容は?
「指の間まできれいに洗わせている(33.5%)」が1位。
子どもの足のニオイの対策で一番高かったのが、「指の間までキレイに洗わせている(33.5%)」、であったが、「ニオイ予防効果のある石鹸を使っている」は約8.9%と少なかった。また、運動をしている子どもたちでは、「定期的に靴を洗わせている」や「指の間までキレイに洗わせている」など、洗う対策に加えて、さらに「靴用の消臭スプレーを使う」など、多くの親が子どもたちに複数の対策を行わせていることが判明した。
持田ヘルスケアでは、指の間を洗う対策の際に、ニオイ予防効果のある石鹸をプラスするワンアクションのケアを提案している。
普段よく耳にする「雑菌」や「バイ菌」とは、「真菌(カビ)」や「細菌」のことを指す。菌それぞれに違いがあるので、細菌を抑制する殺菌成分に加え、カビの増殖を抑制する成分ミコナゾール硝酸塩を配合した。抗カビ成分と聞くと、「刺激が強くないの?」と思われがちだが、同社のコラージュフルフル石鹸シリーズは、低刺激性。毎日使う石鹸として、「肌へのやさしさ」と「きちんと汚れを落とす洗浄力」にこだわった製品作りをしている。