悪性度の高い神経膠腫に対するBNCTの臨床効果検証

大阪医科薬科大学は18日、ステラファーマが提供する治験薬および住友重機械工業製のBNCT治療システムを用いた「再発膠芽腫を対象とするBNCTのP3相医師主導治験」について、治験計画書を提出したと発表した。
同治験は、住重製のBNCT用中性子照射装置(BNCT30)およびBNCT用治療計画プログラム(DE-01)、ならびにステラファーマが提供するボロファラン(10B)(SPM-011)を用いて実施される第Ⅲ相試験である。
膠芽腫は、神経膠腫の中で最も悪性度が高く、特に再発した場合は治療の選択肢が限られ、以前として予後不良な疾患とされている。
同治験では、再発膠芽腫を対象に、BNCTの有効性および安全性を検証し、新たな治療選択肢の確立を目指す。同治験の概要は、次の通り。
◆対象疾患:再発膠芽腫(IDH遺伝子野生型)
◆目的:放射線療法およびテモゾロミドによる治療歴のある患者を対象に、SPM-011・BNCT30・DE-01を用いたBNCTの臨床効果を検証する。
◆実施施設:大阪医科薬科大学病院(被験者登録・割付、評価観察、生存調査)
大阪医科薬科大学 関西BNCT共同医療センター(治験薬投与、BNCT施工)
◆契約期間:2030年6月30日まで
◆治験詳細情報:jRCT掲載後に記載
