医薬品供給能力のさらなる増強目指し西神工場に200 億円追加投資 日本イーライリリー

 日本イーライリリーは12日、日本国内唯一の自社製品製造拠点である西神工場(兵庫県神戸市)に対し、200 億円の投資を決定したと発表した。同投資は、日本イーライリリーの医薬品供給能力のさらなる増強を目的としたもの。
 具体的には、2026年から2028年にかけて新規生産ラインの導入および倉庫棟の新設を行うとともに、デジタル化やプロセス自動化の推進を通じて、西神工場の最適化を進める。
 日本イーライリリーでは、ダイアベティス(糖尿病)、肥満症、がん、アルツハイマー病を含む中枢神経系疾患、自己免疫疾患などの重点領域において、リリーの革新的な医薬品への需要増加や研究開発パイプラインの拡充を背景に、将来の供給拡大に迅速かつ柔軟な対応を重視している。
 西神工場ではこれまでにも、2022年から2025年にかけて70億円を投資し、自動デバイス選別機の導入、品質試験ラボラトリーの改善、新工場棟の建設および新規包装ラインの導入を進めてきた。
 今回の追加投資は、供給能力のさらなる増強が必要であるとの考えに至り、決定した。西神工場は医薬品の需要増加に柔軟に対応できるよう、最新鋭の技術を取り入れた設備投資に加え、多様な社員が自分らしく働けるよう職場環境の改善と企業文化の醸成を進めてきた。西神工場の概要は、次の通り。

◆所在地 :兵庫県神戸市西区高塚台4-3-3 (西神工業団地内)
◆敷地面積 :2万3000 ㎡
◆開設 :1981 年
◆社員数 :約315 名(2025 年末時点)
◆業務内容 :リリー製品の分析試験、検査、包装

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