

武田薬品は17日、work with Pride(wwP)が策定するPRIDE指標 2025において、最高評価の「ゴールド」を5年連続で獲得し、2年連続で「レインボー認定」を受けたと発表した。
5年連続でのゴールド獲得は、企業理念に基づく当社の多様性、公平性 & 包括性(Diversity, Equity & Inclusion、DE&I)の取り組みに対して評価されたたもの。また、自社単独の取り組みでできる範囲を超え、あらゆる方々と協業し、セクシュアルマイノリティの方々が自分らしく働くことのできる職場・社会の実現に向けてコミットする企業を表彰するレインボー認定を昨年に続いて受賞した。
武田薬品では、LGBTQ+インクルージョン促進のためのプログラムや施策に加えて多様なニーズやWell-being、DE&Iの考えに寄り添った福利厚生サポートの提供を進めている。2024年4月1日より、福利厚生において、「配偶者」の定義を拡大し、事実婚・同性婚パートナーも新たに福利厚生の対象とした。この定義拡大により、家族の定義も新しくなり、「配偶者との子」「配偶者の親」も「パートナーとの子」「パートナーの親」まで拡大している。
また、同社は、年齢や婚姻状況によって区別することなく、従業員に公平に福利厚生を提供できるよう弊社の寮・社宅制度を変更することを労働組合と協議している。特に、コロナ禍以降のテクノロジーの進化や労働環境の変化、早朝や夜間のグローバル会議参加等により在宅勤務の活用が広まるとともに、住環境の更なる充実を求める従業員のニーズに応えられる制度となるような拡充を検討している。
これらの取り組みは、すべての従業員が、自分らしくいられる環境を作り上げ、多様な働き方を理解し支援する職場環境の構築に向けた武田薬品の取り組みを表すものとなっている。
今回のPRIDE指標 ゴールドの獲得、ならびにレインボーの認定は、こうした会社および従業員主体の活動が評価されたものである。
