IR優良企業賞2025で「”共感!”IR賞」に初めて選定 塩野義製薬

 塩野義製薬は13日、日本IR協議会が主催するIR優良企業賞20252において、新たな株主層を開拓するための取り組みが評価され「”共感!”IR賞」に選定されたと発表した。
 「”共感!”IR賞」は、IR優良企業賞の開催25回目を機に、2020年に新設された。IR優良企業賞に応募した企業の視点を「投票」によって反映させ、積極的なIR活動を共有し、ベストプラクティスの実現を目指すことを目的としたもの。
 2025年は、「新たな株主層を開拓するための取り組み」をテーマとし、「”共感!”IR賞」にエントリーした227社のうち、上位18社が選定され、塩野義製薬は初めての選定された。
 塩野義製薬は「投資家の分析とIR面談の効果測定が、投資家・株主との建設的な対話につながる」という考えの下、多角的なデータをもとにIR戦略のPDCAサイクルの構築を目指している。
 アナリストのモデル分析や議事録のデータベース化により、投資家ニーズを可視化するだけでなく、当社が伝えるべきことと投資家ニーズのギャップを調査し、IRとして発信すべき情報の整理とイベントの立案をしている。
 加えて、面談後の持株推移やセルサイドアナリストのレポート数・内容の変化を四半期ごとに分析し、IR面談後の「効果」を定量的に測定できる体制の整備を進めている。常に分析と効果測定の両輪を回すことで、投資家ニーズを捉えたIR活動を推進し、投資家・株主との建設的な対話の構築に取り組んでいる。

タイトルとURLをコピーしました