11月7日に「新薬の研究と開発について」テーマに第6回都医学研都民講座開催 東京都医学総合研究所

 東京都医学総合研究所は、11月7日に「新薬の研究と開発について」をテーマとした2025年度第6回都医学研都民講座をハイブリッド形式(会場+オンライン配信)で開催する。参加費は無料。
 参加定員は600名(都医学研講堂:100名、オンライン:500名、事前申込、先着順)。開催時間は、午後3時から午後4時30分まで。
 東京都医学総合研究所では、神経及びその疾患、精神障害の本態、成因及びがん、感染症等の研究をすすめ、未解明の重要疾患の原因究明、予防法や治療法の開発などに総合的に取り組んでいる。同講座は、こうした多岐にわたる研究内容の一端や関連する最新情報を、都民に分かりやすく伝えることを目的としたもの。
 今回はヤンセンファーマの渡辺小百合氏(J&J Innovative MedicineR&D, Global development, Asia Pacific Project Leader Groupプロジェクトリーダー、薬学博士)を講師に迎えて開催する。渡辺氏の講演概要および参加方法は次の通り。
◆演題:「新薬の研究と開発について~新しい薬ってどうやってできるの?認知症薬剤開発物語~」

◆講演要旨
 新薬の研究と開発は、製薬会社が患者さんに新しい治療薬を提供するための大切なプロセスである。特に認知症治療では、最近新しい薬が注目されている。この薬は、認知症の初期段階にある方々の記憶や判断力の低下に対し、症状が進むのを遅らせることが期待されている。
 また、新薬の開発には「治験」と呼ばれる臨床試験を必要とする。治験は、新薬の安全性や効果を確認するための重要なステップである。興味がある人は、治験に参加することで新しい治療法に貢献し、自分自身の健康管理にも役立てることができる。
 同講演では一製薬会社の研究員がどのように日々苦戦しながら医薬品開発を行っているか、最新情報も踏まえて紹介できればと思う。

【参加方法】
◆会場で聴講する人:往復はがき又はメールで申し込む。
 往復はがきには、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、複数名希望の場合は同伴者氏名及び「第5回都民講座(対面式希望)」を、返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入すること。
 メールは、件名を「第6回都民講座(対面式希望)」とし、氏名(フリガナ)、電話番号及び複数名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)まで申し込む。

◆オンライン視聴の人:ホームページhttps://www.igakuken.or.jp/public/tomin.htmlの登録フォムより申し込む。

【締切】

◆対面式:2025年10月31日(金)、往復はがき:必着、メール:必着。 

◆オンライン:講座開催時刻  

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