2025年3月期期末配当予想を1株に付き2円増配 メディパルホールディングス

 メディパルホールディングスは30日、2025年3月期の期末配当金を従来予想から2円増額し、1株当たり32円00銭に修正したと発表した。この結果、年間配当金は、中間配当金30円00銭と合わせって1株当たり62円00銭となる。
 同社では、財務健全性を確保しつつ、同社にとって最適な資本構成を追求している。利益配分については原則として「『2027メディパル中期ビジョン Change the 卸 Forever ~たゆまぬ変革を~』に掲げた成長投資に伴い発生するのれん償却費・無形資産償却費控除前の利益に対する配当性向を安定的に維持・向上させる」ことを目指している。
 加えて、資金需要を総合的に見極めながら、資本効率の向上と株主の一層の利益還元を目的とした「自己株式の取得・消却」の弾力的な実施を基本方針としている。
 これにより2023年3月期から2027年3月期の5年間累計で、同中期ビジョンに掲げた成長投資に伴い発生するのれん償却費・無形資産償却費控除前の利益に対して株主総還元性向40%の実現を図っている。今回の増配は、2024年度の財務状況等を勘案の上、決定したもの。

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