一般財団法人杏の杜財団(所在地:東京都)は2月23日、「患者さんとご家族のためのアレルギーのお話し」をテーマにKABUTO ONE HALL & CONFERENCE(東京都中央区日本橋兜町7-1 )で市民公開講座を開催する。参加費は無料。事前申し込み制で、先着250名の会場参加型方式で実施する。
同公開講座は、広く市民にアレルギーに関する正しい知識・情報を知る機会を提供することを目的としたもの。1995年に公益財団法人日本アレルギー協会は、石坂公成氏がIgE抗体を発見し、米国のアレルギー学会で発表した2月20日を「アレルギーの日」と制定し、その前後1週間(毎年2月17日~23日)を「アレルギー週間」として様々な活動をスタートしている。
これに合わせて、東京での一般患者を対象とした「アレルギー週間市民公開講座」をはじめ、全国の支部で一般の人を対象にさまざまな催しを行っている。「第31回アレルギー週間市民公開講座」も日本アレルギー協会と杏の杜財団の共同で開催する。
わが国では、現在、何らかのアレルギーを持っている国民は全人口の50%を超えるような状況にあり、今や国民病と言っても過言ではない。今年も 「患者さんとご家族のためのアレルギーのお話」をテーマに、「アトピー性皮膚炎」のほか「喘息」「食物アレルギー」「花粉症」について、専門が最新の治療法などをわかりやすく講演する。参加者から事前に届いた質問に答える形式も取り入れ、専門知識のない人でも理解しやすい講座となっていまる。なお、この講座はアレルギー疾患の有無に関係なく、誰でも参加できる。
市民公開講座への申し込みは、日本アレルギー協会のWebサイトhttps://www.japan-allergy-seminar.com/で受け付けている。