旭化成ファーマの骨粗鬆症治療剤「テリボン」特許訴訟で大阪地裁が沢井に賠償命令判決

 旭化成ファーマは27日、骨粗鬆症治療剤「テリボン」の製法特許を侵害したとして沢井製薬に同薬の後発品の製造販売差止および特許権侵害行為による損害賠償の支払いを求めていた訴訟について、26日に大阪地方裁判所から同社の訴えを認める判決が出たと発表した。
 判決では、沢井製薬に対して、沢井製品(テリボンの後発品)を同件特許権の方法で製造、販売または販売の申出をしてはならないこと、沢井製品を廃棄すること、30億6491万6243円の賠償金、及び訴訟の過程で損害賠償請求を追加した時点から支払い完了まで年3%の遅延金を支払うことが命じられた。

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