営業体制の見直しによる「特別転進支援制度」導入で本年12月より早期退職者募集 アステラス製薬

 アステラス製薬は1日、営業体制の見直しに伴い、「特別転進支援制度」導入について、同日、同社労働組合と協議を開始したと発表した。早期退職者は、本年12月より募集を開始し、来年3月末の完了を予定している。募集人数は定めていない。
 アステラス製薬では、急速な事業環境変化に柔軟に対応し、中長期にわたる持続的な成長シナリオを盤石なものとするために、常に経営資源配分の見直しを行っている。
 国内営業戦略の見直しに伴い、日本における中長期的な成長を実現するため、改めて製品ポートフォリオの優先順位づけを実施した。アステラス製薬は、顧客ニーズに基づいたオムニチャネルの活用とデータ分析を強化した新たな営業体制を構築し、アステラス製薬の革新的な医薬品を待つ全ての患者にその「価値」を届けていく。
 なお、同件に伴い発生が見込まれる費用については、新たに2024年3月期連結業績予想に反映しており、営業利益予想は従来予想比290億円減の2590億円に下方修正された。

タイトルとURLをコピーしました