オムロンヘルスケアは、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」に選定された。
同制度は、「情報処理の促進に関する法律の一部」に基づき、経済産業省が定める「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に沿って、デジタル技術による社会変化へ対応していく準備が整っていると認められる事業者を経済産業省が認定するもの。
オムロンヘルスケアでは、循環器疾患事業の事業ビジョンに、脳卒中や心不全などの「脳・心血管疾患の発症ゼロ」をかかげ、高血圧等の早期発見・早期治療をサポートする予防医療の仕組み作りに取り組んでいる。
2020年9月には、北米で遠隔患者モニタリングサービス「VitalSight(バイタルサイト)」、2021年4月には英国で高血圧患者向け「Hypertension Plus(ハイパーテンションプラス)」をスタートするなど、同社の革新的デバイスとITを活用したサービス事業を展開している。また、AIを活用して個人に最適な血圧改善提案や脳・心血管疾患発症予兆検知の開発にも取り組んでいる。
オムロンヘルスケアでは、ものづくりの過程においても、タイムリーに適量の製品供給ができる需要連動型生産であるMTA(Make to Availability)を構築するなど、デジタル技術を活用した経営戦略・事業戦略を推進している。
今後もDXを推進し、世界中の人々の健康ですこやかな生活に貢献する新しいビジネスモデルをグローバルに展開する。