量子およびスーパーコンピュータ活用創薬研究アプローチがNEDOプログラムQoL部門で第1位受賞 塩野義製薬

 塩野義製薬は16日、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施した「NEDO懸賞金活用型プログラム/量子コンピュータを用いた社会問題ソリューション開発」において、QoL部門の第1位を受賞したと発表した。
 同プログラムは、量子コンピュータの社会実装に向けた活用事例を公募するコンテストである。塩野義製薬のヘルスケア個別最適化技術も第4位に入賞しており、同社の量子技術を活用した取り組みが高く評価された。
 今回の受賞では、塩野義製薬の量子コンピュータとスーパーコンピュータを活用した創薬研究が評価された。特に、量子コンピュータの特性を活かし、新薬候補化合物の創出・評価・改良を繰り返す独自の研究アプローチや、現時点の量子コンピュータの技術的な制約をスーパーコンピュータで補完することで、実用化を見据えた研究設計とした点が受賞のポイントとなった。
 また、創薬研究の主要な課題である新薬候補化合物の探索を効率化することで、難治性疾患や希少疾患を含む新薬開発の加速に貢献する可能性や、創薬分野以外への応用可能性についても評価された。
 なお、同取り組みの一部は、量子コンピューティングソフトウェア企業であるクラシック・テクノロジーズ合同会社と共同で開発したものである。
 塩野義製薬は、「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことをSHIONOGI Group Vision として掲げ、AI、量子コンピュータをはじめとする先端技術を活用した研究開発を推進している。。今後も研究開発におけるイノベーションを通じて、より多くの患者へ革新的なヘルスケアソリューションをいち早く提供できるよう取り組んでいく。

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