眼内ドレーン緑内障治療システム 日本で製造販売承認取得 アッヴィ

 アッヴィは13日、眼内ドレーン「XEN(ゼン)45緑内障治療システム」(XEN45)について、薬物治療やレーザー治療等で十分な眼圧下降が得られない緑内障患者の眼圧の下降を目的とした医療機器として承認を取得したと発表した。
 XEN45は、全長6.0mmのチューブ状のゼラチン製インプラント。前房と結膜下の間に留置し、房水の新たな流出路を形成することで眼圧の下降を図るもの。既に、米国、欧州、アジアの一部地域で承認されている。
 今回の承認取得は、難治性緑内障患者を対象とした多施設共同臨床試験(P13-001試験)の結果を中心に評価されたもの。
 緑内障は、眼圧などの影響により視神経が障害され、視野が徐々に狭くなり、最終的に視力が低下する。日本における緑内障の有病率は、40歳以上で5.0%と報告されている。
 緑内障は、日本の失明原因第1位の疾患だが、早期発見と適切な治療により生涯にわたり視力と視野の保持が可能となる。
 緑内障の治療法は主に薬物治療、レーザー治療、手術治療があり、いずれも眼圧を下げるための治療だ。薬物治療等で十分な眼圧下降が得られない緑内障患者に対しては、線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)などの濾過手術が行われてきた。
 一方で、濾過手術は侵襲性が高く、術後管理や合併症への対応など、患者および医療従事者の負担が課題となる場合がある。
 XEN45は、角膜と虹彩の間にある前房と結膜下の間に、眼圧を上げる原因となる房水の新たな流出路を形成し、眼圧下降を図る緑内障手術デバイスだ。
 ゼラチン製の細いチューブ状インプラント(全長6.0mm)で従来より簡便な術式により、眼圧を下降させることが可能である。

◆ティアゴ・カンポス ロドリゲスアッヴィ合同会社社長のコメント
 緑内障は日本における失明原因の第1位であり、多くの患者さんが生涯にわたり治療を必要とする疾患である。XEN45は、薬物治療やレーザー治療等で十分な眼圧下降が得られない患者さんに対する新たな治療選択肢となることが期待されている。
 アッヴィは、革新的な治療ソリューションを通じて患者さんの視機能と生活の質の向上に貢献するとともに、日本のアイケア医療の発展に引き続き尽力していく。

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