
FRONTEOは8日、日本たばこ産業(JT)のコーポレートR&D組織「D-LAB」が、同社の医学論文探索AI「KIBIT Amanogawa(キビットアマノガワ)」を導入したと発表した。「D-LAB」における研究・探索活動の一環として「KIBIT Amanogawa」の活用が開始されたもの。
「D-LAB」は、JT Group Purpose「心の豊かさを、もっと。」の具現化に向け、長期的な視点で「心の豊かさ」の研究・探索・創造を推進するコーポレートR&D組織だ。
たばこをはじめとする既存の事業領域にとらわれず、「心の豊かさ」という提供価値を起点に、大学や企業など外部パートナーとも連携。サイエンス&テクノロジー領域の研究や体験デザインの研究、将来的な商品・サービスにつながる事業シーズの探索・創出など、多岐にわたる活動を展開し、常時100件以上のプロジェクトを進めている。
「KIBIT Amanogawa」は、自社開発の方程式駆動型AI「KIBIT」の自然言語処理技術を活用し、4000万報超の膨大な医学・生命科学の論文群を、網羅的かつバイアスを排除して解析するAIシステムだ。
これまで主に製薬企業やアカデミアでの創薬研究において、疾患と標的分子との未知の関連性の探索や、メカニズム(作用機序)の仮説生成などを中心に活用され、さらに現在は多様な領域の企業などにおける活用が広がっている。
論文に直接記載されていない関連性を発見する「非連続的発見」のアプローチにより、従来の論文探索では見いだせなかった新たな知見や事象間の関連性の発見を支援する。「KIBIT Amanogawa」に詳細については、同社WEBサイト(https://user.pr-automation.jp/redirect.php?body_link_id=641556&media_id=458480&client_flg=1)で、閲覧できる。
◆豊柴博義FRONTEO取締役/CSO(Chief Science Officer) のコメント
D-LABの取り組む「心の豊かさ」を起点とした研究・探索活動は、既存の枠組みにとらわれず、さまざまな領域の知見を結び付けながら新たな可能性を見いだしていく取り組みだと受け止めている。
KIBIT Amanogawaは、膨大な医学・生命科学論文を網羅的に解析し、人では気付きにくい未知の関連性を見いだす『非連続的発見』を可能にする。
KIBIT Amanogawaを『D-LAB』における研究・探索活動に活用いただくことで、既存の知識の延長線上だけではたどり着くことが難しい仮説や着想が生み出され、新たな価値の創出や、人々のQOLの向上につながることを期待している。
